ソルティ・ドッグ ~カクテル言葉は「寡黙」~

どんなカクテル?

ソルティ・ドッグとは「甲板員」を意味するイギリスのスラングで、甲板員が甲板の上で汗だらけ塩だらけ、潮まみれになって働く様子から来ています。
そのスラングの連想から塩を使う本カクテルは名付けられました。
また、航海する船上で酒を飲んでいるときに、波しぶきがはねて海水が入ったことが始まりとする説もあります。

原型は19世紀末にイギリスで考案されたドライ・ジン、ライムジュース、塩をシェークして作る「ソルティ・ドッグ・コリンズ」です。

1940年代にイギリスでジン、グレープフルーツジュース、食塩をシェーカーに入れてシェイクし、カクテルグラスに注いで作るようになり、1960年代にアメリカ人がウォッカを使って食塩をスノースタイルにし、ステアで作るように改変したことで、世界的な人気カクテルとなりました。

レシピは

ウォッカ 45ml
グレープフルーツ・ジュース -適量
ビルド

ジンを使い、塩を直接投入した当初のソルティ・ドッグは「クラシック・ソルティ・ドッグ」と呼ばれることもあります。

いつ飲むか?

ソルティドッグは、特に暑い季節や、爽やかな味が欲しくなった時に飲むのがおすすめです。
また、食事に合わせて、特に魚介類や柑橘系の料理と相性が良いでしょう。
塩を付けたグラスの縁で、塩を少し舐めてから飲むことで、グレープフルーツの酸味と塩味が絶妙にマッチし、食欲をそそる味わいが楽しめます。

カクテル言葉は

ソルティドッグのカクテル言葉は「寡黙」です。
これは、船の甲板員が黙々と一生懸命に働く様子から、その意味が付けられたと言われています。

お誕日2/8

スカイソルティドックというベースに使用するウォッカを『スカイ・ウォッカ』指定で作るカクテルもあります。
こちらはスッキリと飲みやすい味わいで、お酒に慣れていない方にもオススメしやすいカクテルです